『純金製ぐい呑み』
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『純金製ぐい呑み』は、形見として残されたひとつの金塊を家族それぞれの手元になんらかの形で分け残したいというご相談から、純金製のぐい呑みを制作することになりました。金塊500グラムに対し5個仕上り各95グラム均一。 伊佐金属工芸渾身の作です。
今回は製作工程を順を追ってご紹介いたします。 まず、製作前段階として純金塊(インゴット)500グラムを依頼主さまよりお預かりいたしました。 その重量で可能なデザインを提案・ご相談の後ぐい呑み5個とのご注文を正式にいただきました。
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【製作工程 1】 金塊500グラムを5等分し、板状に金槌でのばし、円型に切断します。 |

【製作工程 2】 スピニング加工で製作を行うため、原型モデルとなるぐい呑みに併せ木型をつくります。木型の材質は樹齢300年のオノオレカンバ(斧が折れる位硬い樺の木)と呼ばれるもの。スピニング加工に耐えうるにはかなりの強度が必要とされます。ロクロ加工で削ります。 |

【製作工程 3】 *スピニング加工で板状の純金をぐい呑み型に成形します。 *スピニング加工・・・型と丸い金属板とを回転させ、ヘラ、ローラーなどを用い、しごきながら型に密着させて成形するもの加工法。 →詳しくはこちら |

【製作工程 4】 基礎ができたら、完成型にあわせ金鎚で口部分を変型させ、テクスチャーを入れます。単純なお椀型からぐい呑みとしての味を出す作業です。 |

【製作工程 5】 かたちを整え、底に高台(いとじり)を取り付け、純金製刻印と弊社ISAマークを打ちます。原型モデルとなった陶器ぐい呑みと並べたものが右の写真です。 |

【製作工程 6】 製品を磨き上げ、化粧箱・品書きを製作し箱に収め完成・納品となります。 |
≪担当製作者のコメント≫ 『形見』であり『純金』という大変価値のあるものの加工をご依頼いただきました。今回の作業では変型・加工の際、削り落とす部分を最小限(5%)にとどめるという大変難しい作業もございましたが、お客様にはご説明の上、ご納得いただき、また仕上がりに対し大変ご満足いただきました。お預かりいたしました純金に対し、重量こそ95%ではありますが、その価値を損なわない仕上がりで納品できたことが制作者の喜びです。ご依頼ありがとうございました。 |
伊佐金属工芸では金・銀・銅、金属全般また一部木材を扱った制作・加工を承っております。スピニング加工をはじめとした様々な技術をもって皆様のオーダーにお答えいたします。まずはお気軽にご相談ください。
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